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秋の吟行句会開催

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11月8日(月)、選者に「椅子」主宰の三井量光先生をお迎えして、恒例の羽黒吟社秋の吟句句会を開催しました。

吟行地は遊佐町。小春日和の中、近時癒やしのパワースポットとして人気の丸池様、鮭の遡上が見られる牛渡川、鳥海山大物忌神社の吹浦口ノ宮、そして羅漢岩で有名な福浦海岸などを巡りました。

牛渡川の鮭漁の様子は見られませんでしたが、遡上してきた鮭の姿は数匹見られました。

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鳥海温泉「遊楽里」で昼食後、会議室をお借りして俳句会を行いました。

はじめに吟社顧問の石井野洲子さんの「高山樗牛賞」受賞の報告を行い、石井さんからもご挨拶をいただきました。

俳句会には「椅子」会員の方々3名にも加わっていただき、いつもより賑やかながらも緊張感のある句会となりました。

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[三井量光先生選]

(特選)枯葉まで碧に還す神の池(安奈)

(秀逸)痩せさんま悲しきやうに焼かれけり(彰)

    短日やこゑ出しさうな磯羅漢(野洲子)

[石井野洲子先生選]

(特選)枯葉まで碧に還す神の池(安奈)

(秀逸)鮭打ちを逃れ魚影の動かざる(正宏)

    石仏の笑みをこぼすか冬つばき(辰美)

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羽黒吟社の吟行句会は年に春秋の2回ですが、「いではの会」として(原則)毎月第1月曜日に手向地域活動センターで句会を行っています。鶴岡市内にお住まいか勤務されている方ならどなたでも参加できますので、興味のある方はぜひ、ご連絡ください(土岐090ー1495ー5571)。

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