秋の吟行会開催
11月4日(土)、令和5年度羽黒芸術文化祭参加の羽黒吟社秋の吟行会が開催されました。
あいにくの雨模様でしたが、吟社会員の他、山形から3名も加わり、13名が参加しました。
今回の吟行地は、庄内町余目地域。
休止中のJR南野駅~「舟つなぎのマツ」~「廻館のオオケヤキ」~「払田の地蔵の松」~亀の尾の里資料館を巡りました。
払田の地蔵の松を訪ねていると、ちょうど通りかかった地元のガイドの方がこの松のやそばに建つ石造りの六面地蔵の由来について丁寧にお話ししてくださいました。何かの導きのような感じがしました。
句会会場の余目第四町づくりセンターで各々5句投句して洋風弁当の昼食をとり、午後から句会となりました。
選者は三井量光先生(椅子)と石井野洲子先生(いでは)で、それぞれ特選2句、秀逸2句、佳作3句を選んで頂きました。
(三井量光先生選)
【特選】
・滾(たぎ)る朱の全き秋の箒草 (美恵)
・老松に張られしワイヤー冬隣 (彰)
(石井野洲子先生選)
【特選】
・竜淵に潜む寒村無人駅 (正宏)
・舟つなぎ半身削がるる時雨松 (正宏)
和やかな中にも多くの学びのある句会となりました。
参加された皆様、ご苦労様でした。
※ 次回の吟行会は来春の予定です。
※ 羽黒吟社会員を随時募集しております。お気軽にお問い合わせください。
(土岐:090-1495-5571)
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