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羽黒吟社俳句大会開催

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11月2日(月)、大山の自然学習交流館「ほとりあ」において、「椅子」主宰の三井量光先生を招いて、羽黒吟社俳句大会を開催しました。

この大会は毎年、羽黒芸術文化祭の一環として開催しているものです。

俳句大会に先立ち、ラムサール条約にも登録されている「大山上池・下池」で吟行を行いました。

湖面を覆う蓮はすっかり枯れていましたが、周囲の山々の紅葉は真っ盛り。水鳥もたくさんいて、句材には事欠きません。あいにくの雨模様でしたが、皆さん熱心に作句に励んでいらっしゃいました。

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ほとりあで、昼食をはさんで句会の開始です。

参加者が吟行句三句を投句しての互選句会と、事前に五句ずつ投句してあった兼題句についての選者の選評を行いました。

三井先生には、全ての投句について評を頂き、大変勉強になりました。

ありがとうございました。

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【三井量光先生 選】

兼題 特選  枝打ちの良き谺して村小春   辰美

   秀逸  啼声を牧に残して牧閉ざす   孝

    〃  まだ緑勝りて姫の菊人形    美恵

席題 特選  句帳持つ手はポケットに冬隣  彰

【石井野洲子先生 選】

兼題 特選  まだ緑勝りて姫の菊人形    美恵

   秀逸  追善の父母の遺影や小鳥来る  辰美

    〃  枝打ちの良き谺して村小春   辰美

席題 特選  腕組みを解けば百羽の鴨動く  量光

【席題高得点句】  

六点句  腕組みを解けば百羽の鴨動く   量光 

 〃   水澄むやらしく生きよと鳥の声  美恵  

五点句  葦原の枯れて筋金入りとなり  野洲子  

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