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2020年11月

句集「南谷」完成

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「第62回『奥の細道』羽黒山全国俳句大会」の兼題投句をまとめた句集「南谷」がこのほど完成し、投句された皆様宛に発送されています。

この句集は毎年、本大会当日に参加者に配布されていましたが、今年はコロナ禍の影響で本大会が中止になったために、投句者全員に郵送されています。

今年の投句は一般の部が525句、子供の部が1981句でした。

その中で、我が羽黒吟社会員の工藤京子さんの句が、対馬康子先生の特選に選ばれています。

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 月山に心遊ばせ草を引く 京子

長年、月山九合目の仏生池小屋を切り盛りしてきた作者でしたが、今年からは息子さん夫婦に完全にバトンタッチし、山には上らない夏を過ごされました。それでも、何をしていても、気持ちはついつい月山へと向かうのでしょう。「心遊ばせ」には作者にしか分からない深い思いが込められているようです。

京子さん、おめでとうございます。

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本日開催された『奥の細道』羽黒山全国俳句大会の実行委員会では、本年の第62回大会の経過が報告されるとともに、来年の第63回大会も開催を前提に準備を進めることが決まりました。
早期にコロナ禍が収束し、第63回大会が賑やかに開催されることを期待したいです。

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羽黒吟社俳句大会開催

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11月2日(月)、大山の自然学習交流館「ほとりあ」において、「椅子」主宰の三井量光先生を招いて、羽黒吟社俳句大会を開催しました。

この大会は毎年、羽黒芸術文化祭の一環として開催しているものです。

俳句大会に先立ち、ラムサール条約にも登録されている「大山上池・下池」で吟行を行いました。

湖面を覆う蓮はすっかり枯れていましたが、周囲の山々の紅葉は真っ盛り。水鳥もたくさんいて、句材には事欠きません。あいにくの雨模様でしたが、皆さん熱心に作句に励んでいらっしゃいました。

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ほとりあで、昼食をはさんで句会の開始です。

参加者が吟行句三句を投句しての互選句会と、事前に五句ずつ投句してあった兼題句についての選者の選評を行いました。

三井先生には、全ての投句について評を頂き、大変勉強になりました。

ありがとうございました。

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【三井量光先生 選】

兼題 特選  枝打ちの良き谺して村小春   辰美

   秀逸  啼声を牧に残して牧閉ざす   孝

    〃  まだ緑勝りて姫の菊人形    美恵

席題 特選  句帳持つ手はポケットに冬隣  彰

【石井野洲子先生 選】

兼題 特選  まだ緑勝りて姫の菊人形    美恵

   秀逸  追善の父母の遺影や小鳥来る  辰美

    〃  枝打ちの良き谺して村小春   辰美

席題 特選  腕組みを解けば百羽の鴨動く  量光

【席題高得点句】  

六点句  腕組みを解けば百羽の鴨動く   量光 

 〃   水澄むやらしく生きよと鳥の声  美恵  

五点句  葦原の枯れて筋金入りとなり  野洲子  

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羽黒芸術文化祭作品展示

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毎年恒例の「羽黒芸術文化祭」の作品展示が10月31日(土)~11月3日(火・祝)まで、羽黒町民体育館で開催され、羽黒吟社も出展しました。

会員それぞれが、色紙や短冊に自作の俳句をしたためた色紙や短冊を持ち寄り、50点ほどを展示しました。

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このような形で展示発表する機会があることは、会員にとってもいい刺激になります。

ご覧いただいた方から頂戴する感想も励みになります。

来年もさらにいい作品を展示発表できるように精進したいと思っております。